2016年4月に新卒で入社したヤフー株式会社を退職しました。
おしらせ:
— Monkuma👾 (@kumamo_tone) 2019年11月21日
私事ですが、現職を11月末付で退職します。2016年4月の入社から約3年間半、本当にお世話になりました。引き続きiOSアプリ開発をやっていく予定です。今後ともよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/bKenNQgvF1
半年の丁寧なOJT形式の研修のあと、主にiOSとAndroidアプリの開発を担当させていただきました。期間としては3年と8ヶ月になりますが、かなりいろんな経験ができて、成長できたと思います。Yahoo! JAPAN アプリをはじめ、多くの人に使ってもらえるプロダクトの機能開発に携わったり、新規プロダクトの開発に携わったり、社内ハッカソンで数人チームでプロダクトを作ったり、大小様々な規模の開発に携わることができました。副業は申請を出せばOKになっていて、副業で請けていたアプリ開発では、個人で1年強で200〜300万ほど稼ぐこともできました。(この頃に関してはそれなりにハードワークだったのできつかったですが…)。
また、社内での定期勉強会の主催や、大きなミートアップの主催をやらせてもらえたり、業務でカンファレンスに参加、登壇などさせてもらったりなどするうちに、自然と社内外の繋がりも増えてきて、社外からのお誘いや、経験の機会につながることもありました。学生のときにJavaやC#などでGUIを書いていたのが経験として活きたのはありますが、入社したころはアプリ開発は完全に未経験だったことを考えると、かなりの変化だと思います。
この個人事業主でも稼げるし社外からもオファーがもらえるという経験はかなり精神的に良くて、大学院のときは「これで卒業できなかったら結構きついだろうし、中退したらどうやって生きていけばいいんだ…」という感じだったのに対して、今は「最悪やめてもなんとかなるかも」という感じで積極的にリスクが取れるようになり、精神的に楽になりました。(学び続けないとすぐ役に立てなくなりそうというプレッシャーもあるので、完全に楽という感覚もないですが…)
全体的にいわゆるホワイト気質で、フリーアドレスやリモートワークも推奨されているので働きやすく、毎週の1on1などで振り返りの機会が得られるし、社食など福利厚生も充実していて、こういった点などもかなり良かったと思います。
じゃあなんでやめるのかというと、ひとつは現状関わっているプロダクトの方向性とやりたいことの方向性が合わず、社内異動も叶わなかったこと、また、これはよくある話だとは思うのですが、(自分の場合)新卒の給与テーブルからちまちま昇給するのを待つより、一度転職する方が大きく収入を増やせてしまうということなどが大きな要因でした。その他の細かいネガティブな面などに関しては、こういったところに一方的に書くのはフェアじゃないと思いますし、退職時のインタビューなどで概ね正直にフィードバックさせていただいたので、内部でできるだけ受けとめてもらえることを願っています。あっでもこれだけは言いたい。週休3日制ってどうなったんですか?
最終出社日でした いろんな人がメッセージくれて本当にありがたい pic.twitter.com/KHn1WBolHJ
— Monkuma👾 (@kumamo_tone) 2019年11月27日
人事発令が出てからは、退職を惜しんでくださる方がいたり、退職するにも関わらず、たくさんの人に前向きなメッセージをいただき、とてもありがたかったです。この会社でソフトウェアエンジニアとしてのスタートを切れて本当に良かったと思います。これからも引き続き頑張っていきます。